いつもお世話になっております!昭和印刷出版です。
先日、弊社に新しくオンデマンド印刷機を導入致しましたので、本日はその機械についてご紹介です。
導入したのはコニカミノルタさんのAccurioPress C4080Sです。
公式サイトの触れ込みでは「TO BE FLEXIBLE(あなたの可能性を最大化する)」とあり、スキルレスかつタイムレスなオンデマンド印刷機となっています。
先週土曜日に半日かけて運送屋さんとメーカーさんの営業やサービスの方を伴った搬入を行い、今週月曜日にサービスの方から印刷機に関しての基本的な操作説明をしていただきました。
私は印刷の経験はオフセットオンデマンドともに全くありません。
印刷に関しては素人同然と言えるレベルですが、そんな私でもわかりやすく電源の入れ方から教えていただき、なんとかひととおり印刷ができるようになりました。
今回導入したC4080Sという機種は、顧客のニーズに合わせて自由につけたい装置やユニットを組み合わせることができます。
シンプルモデルはほぼ事務コピー機のようなスリムさですが、フルオプションをつけると見た目もド派手になり、カタログによると長さは8mを超えるそうです。
8mというとマイクロバスより大きいですからかなりのものですよね。
弊社に導入したものは正確には測っていませんが、大体4m50cmほどです。
この機械の特長としては、表裏見当や色見当の合わせを自動で行ってくれるところがまず1点あります。
フルカラーの印刷の場合、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色のローラーに紙を順番に通して印刷します。
例えば緑の色を印刷する場合はシアンとイエローを同じところに2回印刷して緑の色を作っています。
「見当合わせ」とは、表裏の位置や同じ印刷面の違う色をずれないように調整することです。
今までのオフセット印刷機では見当はすべて人の目で行っていました。
試し刷りしながら、シアンの版が上にずれているから少し下にずらして…という作業を何度も繰り返して、ようやく本刷りに入れます。
また名刺など表裏がずれてはいけない印刷物も、試し刷りをしたものを光に透かしながら、ずれを調整しなければなりませんでした。
この作業が素人ではなかなかうまくいかないのが今までの印刷だったんですが、それを機械が自動でやってくれるのがこのC4080Sです。
この機能だけでもだいぶ印刷のハードルが下がっていると思います。
ほかにも印刷をしながら製本をしてくれたり、封筒や長尺印刷にも対応させられます。
オプション次第ではありますが、これ1台でかなり印刷の幅は広がると思います。
まだ私も実際に受注から納品までを1人でやったわけではないのですが、この機械を使いこなせるように勉強していきたいと思います!
この機械を使ってみて、思ったことや気づいたことがあればそれも記事にしていきますので、ぜひご覧ください。
ありがとうございました。